「0366360855」から電話がかかってきた場合、発信者はアイフルであり、借金の督促の連絡である可能性が高いです。
「怪しいから無視しよう」
「返済ができないから無視して逃げ切ろう」
このような対応をすれば、後に取り返しのつかない大変な事態に陥ってしまうことも。
この記事では、0366360855から着信がくる理由をはじめ、着信があった場合の対処法、さらには0366360855の着信を無視した時のリスクについて詳しく解説していきます。
「0366360855」から電話がかかってくる理由

0366360855からの着信は、アイフルの返済督促です。
返済期日までにアイフルへの返済ができなかった場合、この番号から連絡があります。
滞納の心当たりがなくても、無意識に滞納してしまっていることも考えられるため、必ず対応するようにしましょう。
また、督促の電話と聞くと「恐い」と考えて身構える人も多いかと思いますが、アイフルの督促連絡は基本的に、支払日の確認といった事務的なものです。
着信があった場合は落ち着いて内容を確認するようにしましょう。
「0366360855」から電話がかかってきた場合の対処法

アイフルから督促の電話がかかってきた場合は無視せず、気付いた時点で早めに対応するのがよいでしょう。
対処の仕方としては、以下の2つが挙げられます。
- 折り返し連絡をして内容を確認する
- 返済の見通しが立たない場合は債務整理を検討する
以下でそれぞれ解説します。
折り返し連絡する
0366360855(アイフル)から着信があった場合は、必ず折り返しの電話をして内容の確認を行いましょう。
特に、返済に遅れていたり滞納状態になっている場合は以下の内容を伝えましょう。
・返済が可能であること(返済の意思がある)
・全額返済か一部返済どちらなのか
・いつまでに返済できるか
重要なのは、返済の意思があるのか、いつまでに返済ができるのかについて、きちんとアイフル側に伝えることです。
こうすることによって、全額の返済ができない場合や、すぐに返済ができない状況でも、一部返済や期間の猶予などアイフル側が譲歩してくれる可能性もあります。
ただし、ここで一部返済に応じてくれたからといって、長期的に少額を返済し続けることはおすすめしません。
返済額を減らした状態では、借金の元金はなかなか減らないためです。
消費者金融などが設定する最低限の返済額は、毎月発生している利息とほぼ同額なことも少なくありません。
少額の返済を続けることによって、元金が減らないまま返済し続けるだけになってしまう可能性があります。
一部返済はあくまでも一時的な処置と考えることが重要です。
万一、数ヶ月この状態が続くようであれば、次に紹介する債務整理を検討する必要があるでしょう。
債務整理を検討する
0366360855(アイフル)から督促の電話が来ても
「アイフルの借金を返せる見込みがない」
「アイフル以外に借金があって対応しきれない」
と悩んでいる人は、債務整理の手続きをすることによって、抱えている借金問題が解決する可能性があります。
主に債務整理は、任意整理、個人再生、自己破産の手続きがあり、借金金額や自身の経済状況によってどれを選ぶのかが変わります。
以下でひとつずつ見ていきましょう。
任意整理
任意整理とは、債務者がアイフルなどの消費者金融である債権者に対して、利息のカットや支払い期間の延長を求める手続きです。
利息のカットによって、毎月の返済負担を減らせることが期待できます。
一方で、任意整理の場合、借金元本自体の減額はできないため、借金金額が高額である人は効果が薄いと感じるでしょう。
借金の種類や本人の収入、借入の時期などで変わってきますが、200万円以上の借金であれば以下で紹介する個人再生や自己破産を検討する必要があるでしょう。
個人再生
個人再生とは、裁判所に申立てをして、借金を最大1/5〜1/10程度に減額し、残債は3〜5年で返済する手続きのこと。
個人再生の場合は、自宅や車などの資産を処分せずに手続が出来る事も特徴のひとつです。
住宅ローンが残っている自宅については、住宅ローン特則を利用すれば、住宅ローンについてはそのまま返済を継続することができ、自宅を処分する必要はありません。
自己破産
自己破産とは、裁判所に申立てをして、一定以上の価値がある財産(自宅や車、預貯金など)を処分し、すべての借金を免除する手続きです。
全ての借金がゼロになるため、メリットばかりのようにも思えますが、他方で、それ相応のデメリットもある程度は覚悟しなければなりません。
例えば、自宅や車などの価値のあるものは差し押さえの対象となること、連帯保証人に迷惑がかかる、管報に掲載されるなどのデメリットが多数あるのです。
債務整理全てにおいて共通するデメリットは、いわゆるブラックリストに載ることです。
しかし、債務整理をしなくても長期間借金を滞納すれば、いずれにせよブラックリスト入りは免れません。
生活への影響が大きくなる前に、早めに借金問題の解決を図った方がよいでしょう。
「0366360855」からの電話を無視するリスク

0366360855(アイフル)からの電話を無視し続けることによって、4つの最悪の事態が発生してしまいます。
取り返しのつかない事態となる前に、0366360855(アイフル)からの着信には必ず対応するようにしましょう。
ブラックリストにのる
アイフルからの督促電話を無視し続けて、支払いの滞納が3ヶ月以上続くと、信用情報機関に事故情報が登録されます。
これは、いわゆる「ブラックリストに載る」と呼ばれる状態で、ブラックリスト入りすることで以下のような影響が生じます。
・新たな借入れができなくなる
・クレジットカードの利用・新規契約ができなくなる
・スマホの分割払いができなくなる
・家族や友人の保証人になれない
・引越しの審査に通らない
国内には以下の3つの信用情報機関があり、消費者金融やクレジットカード会社などは以下のいずれかに加盟しています。
・株式会社CIC
・株式会社日本信用情報機関(JICC)
・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
アイフルなどの債権者は利用者の信用情報を定期的にチェックしており、他の信用情報機関に登録された事故情報は、すべての信用情報機関から参照可能になります。
遅延損害金を請求される
滞納して3ヶ月ほどたつと、滞納している借入額の一括返済を求める旨の督促状が届きます。
この金額には遅延損害金も加算されており、もとの借入額より高額になっています。
遅延損害金とは、返済を滞納した場合にかかるペナルティのことで、延滞利息と呼ばれることも。
返済期日の翌日から返済するまで日々加算され続けるため、早めに返済するようにしましょう。
また、アイフルの遅延損害金の利率は20%とかなり高く、支払いが延びれば延びるほど高額となってしまいます。
遅延損害金=借入残高×遅延損害金(年率)÷365日×滞納日数
例えば、100万円の借入れを20日間滞納した場合、100万円×20%÷365×20=1万958円の遅延損害金が発生します。
このような、遅延損害金を含めた一括請求がアイフル側から届いた場合、訴訟が近いことも意味しています。
訴訟ともなれば、給与や銀行預金の差し押さえとなることも十分想定されるため、一刻も早く返済するか、弁護士や司法書士などの専門家に相談するようにしましょう。
家や職場に電話がくる
アイフルからの督促電話を無視し続けると、今度は自宅の固定電話に督促の電話がかかってくることになります。
本人が不在であれば、家族が対応することとなりますが、電話を取ったのが本人以外の場合、通常、電話をかけた担当者は自社名や要件を言いません。
これは貸金業法では、本人の借金に関する事実を他の人に話すことは禁じられているためです。
しかし、同居している家族が「あやしい電話だな」と感じれば、借金や滞納がバレるきっかけになりかねません。
加えて、本人の携帯・固定電話に連絡がつかない場合は、アイフルから勤務先に電話がかかってくる可能性もあります。
この場合も、消費者金融は会社名を明かさず、個人名を名乗るのが一般的ですが、不審に思った会社の人に電話番号を検索されれば、すぐにアイフルからの電話だとわかってしまいます。
訴訟を起こされる
滞納が3ヶ月以上の長期間にわたると、アイフルは、滞納分を回収するために簡易裁判所に申立てを行います。
申立てがあると、簡易裁判所から「支払督促」という一括返済の請求が届くことになります。
これは「滞納している借入金と遅延損害金を含めてすべてを一括で支払いなさい」と裁判所が通告するもので、この通知が来たら債務者は必ず従わなければなりません。
もし、一括返済を拒否したり無視すると、アイフルは訴訟を起こします。
訴訟されることによって、強制執行が行われれば、給料や預貯金などが差押さえられてしまいます。
もちろん、給与差押えとなると、会社の経理への連絡もあるため、これまでなんとか隠し通せた人であっても、借金・滞納・訴訟についての全てが完全にバレてしまうでしょう。
まとめ
今回は、0366360855(アイフル)からの電話がかかってくる理由や電話がかかってきた時の対処法、電話を無視するリスクについて解説しました。
督促の電話に出ることは気が引けると感じる人が多いでしょうが、電話を無視し続けることによって家族や職場にバレてしまったり、最悪の場合訴訟に発展するなどデメリットしかありません。
0366360855(アイフル)からの着信に気付いた時点で折り返しの電話をするなどして早めに対応することをおすすめします。
また、どうしても返済が難しい場合は、弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談することで、借金問題の解決につながる可能性があります。
まずは無料相談などを利用して、自身の状況について相談してみましょう。