「アコムの返済日にお金がない」
「返済日の1週間後だったら返済できる」
アコムを利用している人の中には、返済日までに資金を準備できずに悩んでいる人も少なくありません。
「給料が入ったら返済できるのに・・・」
こういった状況を経験している人も多いのではないでしょうか?
あまり知られていませんが、アコムの返済日は延長が可能です。
今回は、アコムの返済日を延長してもらう方法や実際にアコムに延長の連絡をした際の対応、さらにはアコムへの返済が難しい場合の解決策について解説していきます。
アコムの返済日を遅らせる方法

「次回の返済期日までにお金を準備できないかも・・・」と思ったらすぐにアコムに連絡しましょう。
返済できないからと言って、何の連絡もせずに滞納状態になることはおすすめできません。
ここでは、返済日を遅らせる方法2つと注意事項について紹介します。
電話で返済日変更を依頼する
もし、返済日までにお金を準備できそうにないと気づいたら、速やかにアコム総合カードローンデスクに連絡しましょう。
アコムでは、返済日の変更を含め、返済期日に関する相談を電話で対応してくれます。
1日でも返済が遅れるときは、事前にコールセンターに連絡し、いつまでに返済できるのか具体的な日程を伝えておきましょう。
事前連絡しておけば、携帯に催促の電話がかかってくることや督促状が届くこともありません。
マイページで変更する
アコムでは電話窓口以外にも、アプリ「myac」やアコムマイページから返済日の延長が可能です。
マイページからの申請の場合、スマホやパソコンがあれば365日24時間受け付けができます。
しかし、電話で相談するほうが誠意を感じてもらいやすく、希望も伝えやすいメリットもあるため、状況によって返済日の変更方法を検討しましょう。
返済日の3日前までに延長申請する
返済日までに返済できそうにない場合は、早めに期日変更の申請をしましょう。
最低でも、返済期日の3日前までにアコムへ連絡することが望ましいでしょう。
事前に連絡することで「返済する意思がある」ことを示すことにもなります。
返済日ギリギリ、あるいは返済日をすぎてから連絡をするよりも、余裕を持って相談するほうが好印象なうえ、こちらの要望を受け入れてくれる可能性が高まります。
返済日延長を連絡したときのアコムの対応

では、実際に返済日を延長した人は、アコム側からどのような対応を取られたのでしょうか?
ここでは、以下の2つの状況でのアコムの対応と電話口の印象について解説します。
・返済日当日に返済日延長をお願いする
・返済日が過ぎてから支払日の延長をお願いする
返済日当日でも対応してもらえた
アコムでは、返済日当日に延長の交渉をしても、受け入れてくれる傾向にあります。
先述のとおり、返済日前に連絡することが望ましいですが、さまざまな事情で当日返済できないことに気がついた場合は、速やかにアコムコールセンターに連絡するようにしましょう。
当日中に返済できない理由や、返済可能日を具体的に伝えることで、返済日当日でも延長してくれるケースが多いようです。
ただし、初回は延長してくれても、2回目以降は断られる可能性が高いため、事前に返済計画を立てたうえで利用することをおすすめします。
返済日以降の延長は対応不可?
アコムでは、返済日の延長ができるのは、返済日当日までと思っておくのがよいでしょう。
支払日を過ぎてからの延長申請は、対応してもらえない場合があることが多いようです。
仮に対応してもらえたとしても、遅延損害金が発生していたとの声も。
返済日の3日前から遅くとも当日までには、必ずアコムへ延長の連絡をするようにしてください。
また、返済ができないまま滞納状態となれば、約3日後から電話での督促が始まり、その後自宅に催促状が届くことになります。
さらに返済を1〜2ヶ月放置してしまうと催告書が届くため注意が必要です。
催告書とは、督促状よりも強い表現で返済を迫る文書のことで、催告書を無視してしまうと、給料や財産の差し押さえになる可能性があります。
返済ができないからといって放置しても、遅延損害金が重なる一方で逃げることはできません。
返済日までに払えないと思ったら、早めに「アコム総合カードローンデスク」へ連絡しましょう。
対応は親身で丁寧
消費者金融の電話と聞くと「恐い」と感じる人も多いかと思います。
しかし、実際にはアコムの電話窓口の対応は非常に丁寧です。
私の運がいいのか、これまで対応してくれたオペレーターさんは皆優しかったです。遅延もあり、まったく優良顧客ではない迷惑な客だったと思いますが、色々ご相談にも乗っていただき、感謝しています。
出典:みん評
こちらがきちんと理由を伝えたら理解してくださって、めちゃくちゃ神対応でした。ほとんどきちんと支払いできてない私をこんなに信用してくださってありがとうございます!
出典:みん評
頑張って返済していこうと心から思いました!!
返済日の延長をお願いするのはなかなか言い出しにくい内容だと思いますが、オペレーターも親身に話を聞いてくれるなど、話しやすい環境が整っている印象です。
アコムの返済が難しい場合の対処方法

「アコムの他にも借金があって対処しきれない」「この先返済していく見通しが立たない」という場合は以下で紹介する対処法を検討してみましょう。
特に債務整理は、合法的に支払額を減らす手段です。
まずは、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみることをおすすめします。
時効援用を依頼する
借金には、以下のような条件がそろえば借金返済の義務がなくなる「消滅時効」と呼ばれる制度があります。
・債権者への最終支払日から5年以上たっている
・「時効援用」の手続きを済ませている
・時効の更新をされていない
「時効の援用」とは、債務者が「時効が成立した」とアコム側(債権者)に主張すること。
「時効援用通知書」を作成し、内容証明郵便でアコム(債権者)に郵送するのが一般的です。
しかし、時効が更新されずに5年が経過し時効を迎えることは、ハードルが高いといえます。
特にアコムなどの消費者金融の借金が時効を迎えることはほぼ不可能でしょう。
これは、アコムを含む消費者金融が、時効期間のカウントをリセット(時効の更新)させる手段をとり、時効を成立させないようにするためです。
よって、「時効援用」の手続きを済ませていたとしても、アコムの借金を時効にさせることは現実的に不可能といえます。
債務整理をする
滞納を自力で解決できなさそうなときは、債務整理の検討をする必要があります。
・任意整理:アコム(債権者)に直接交渉して利息のカットや支払い期間の延長を行う手続き
・個人再生:裁判所を介して借金を80%程度減額してもらう手続き
・自己破産:裁判所を介して借金を全額免除してもらう手続き
債務整理にはおもに上記3つの方法がありますが、共通するデメリットとして、信用情報機関への事故情報の登録、いわゆるブラックリストへの登録が挙げられます。
ブラックリストに登録されると、約5〜7年はクレジットカードの作成や使用、新規のローン契約ができません。
しかし、アコムで滞納し続ければ事故情報は登録されますし、その後一括請求をされたり、差し押さえを受けるなどのリスクは高くなります。
債務整理を行うことによって、一括請求や差し押さえのリスクを軽減させることができるうえに、毎月の返済額も軽減できます。
債務整理するべきなのか、また自分にはどの債務整理が合っているのかなど、まずは専門家である弁護士・司法書士に相談してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、アコムの返済日を遅らせる方法や実際に返済日延長を連絡したときのアコムの対応、アコムの返済が難しい場合の対処方法について解説しました。
アコムの返済日の変更は電話やアプリから可能ですが、必ず数日前から最低でも返済日当日までに連絡することが重要です。
しかし一方で、2回目以降の延長は対応が厳しくなるなど注意点もあります。
アコム利用の際は、事前に返済計画を立てるなどして、無理のない範囲での借入れを心がけましょう。