マーシャルアーツはしつこい？口コミや迷惑電話の対処法について解説！

「マーシャルアーツから手紙が届いたけど詐欺？」

「マーシャルアーツからの督促を無視したらどうなる？」

弁護士法人マーシャルアーツとは、法人の少額債権回収代行業務も行う弁護士事務所です。

いきなり封書やハガキ、メールが届いて困惑する人も多いのではないでしょうか。

この記事では、マーシャルアーツの概要をはじめ、督促を放置したらどうなるのか、督促を受けた経験者の口コミ、さらには具体的な費用について解説していきます。

最後には、マーシャルアーツからしつこく電話がかかってくる場合の対処法についても明記しているので、ぜひ参考にしてみてください。

マーシャルアーツとは？

マーシャルアーツとは、「依頼者のために闘う弁護士」をモットーに東京と福岡に事務所を構える弁護士事務所です。

事務所概要

公式ホームページにおける「法人のお客様」の中に、法人の少額債権回収代行業務が含まれています。

債権回収業務とは、債権者から借金の回収を業務を委託され、債務者に代理で請求する業務のこと。

つまり、マーシャルアーツから債権回収についての手紙を受け取った場合は、マーシャルアーツがあなたの債権者から債権回収業務を受任し、代理人として債権回収の連絡をしてきたということです。

マーシャルアーツからの督促を放置するとどうなる？

では、マーシャルアーツからの督促を放置するとどうなってしまうのでしょうか。

以下で債権回収の流れを確認していきましょう。

メールなどで支払いの督促がくる

マーシャルアーツは債務者に対して、まず滞納している支払いを催促する手紙（ハガキ・封筒）を送付します。
ハガキ・封筒の外観は、黄色、青、緑など目立つものが多いようです。

詳しくはマーシャルアーツ公式ホームページのサンプルを参照してください。

また、必ず郵便物が届くわけではなく、EメールやSMSでも催促の連絡をしてくるケースもあります。

いずれにせよ、マーシャルアーツから督促が来た時点で、封書・通知書に記載されている電話番号に速やかに電話するようにしましょう。

最終通告がくる

封書やメールによる催促を無視し続けると、「最終通告」という形になり、これ以上滞納を続ければ法的手段に移行するという内容が記載されます。

支払えない状況であっても、必ずマーシャルアーツに電話連絡するようにしましょう。

裁判所から支払いの督促がくる

最終通告後も債務者が支払わない場合、マーシャルアーツは、裁判所を通じた法的手段により、債権回収を目指すことになります。

裁判所から届く支払督促や訴状も無視していると、最終的にマーシャルアーツは債務者に対して強制執行、いわゆる差し押さえの手続きを行うことになります。

強制執行される

マーシャルアーツから強制執行されると、給料や預金、車や自宅などの債務者の財産が差し押さえられ、債権者への弁済に充てられてしまいます。

給与の差し押さえがされると、借金滞納の事実が勤務先に発覚してしまい社会的信用も失いかねないでしょう。

また、自宅などの不動産を差し押さえられてしまえば、その不動産が競売にかけられてしまうことになります。

このような最悪な状況を防ぐためにも、強制執行に至る前に、マーシャルアーツからの督促には速やかに対処しなければなりません。

マーシャルアーツの口コミ

実際に、マーシャルアーツから督促の連絡を受けた人の口コミを見ていきましょう。

良い口コミ

良い口コミでは「丁寧だった」「交渉に応じてくれる」「高圧的ではなく優しかった」などの声が多くある印象です。

落ち着いてコミュニケーションを取れる弁護士事務所であることがわかります。

悪い口コミ

悪い口コミでは、「電話対応が悪い」「話が通じない」「心当たりがないのにしつこく連絡がくる」という声が目立ちました。

マーシャルアーツではWEBでの連絡も可能ですが、その後、電話での対応が必要になる可能性があります。

ただし、接客については個人の感じ方が異なるため、口コミを参考にする場合はその点に注意しましょう。

マーシャルアーツの費用

マーシャルアーツでは、個人の債務者に向けて債務整理の業務も行なっています。

滞納が長く続いていて返済の目処が立たない状況であれば、債務整理の検討も視野に入れてみることをおすすめします。

ここでは、マーシャルアーツの債務整理の費用について紹介します。

	着手金	報酬
任意整理	債権者数が5社以内→219,780円 債権者数が6社以上→219,780円に 6社目から1社当たり4.4万円を追加	借金総額が 減った部分の11％
個人再生	住宅ローンがない場合→439,780円 住宅ローンがある場合→494,780円	なし
自己破産	管財人が付かない事案→384,780円 管財人が付く事案→439,780円	なし

債務整理の費用形態については各弁護士事務所によってさまざまです。

費用について曖昧な点がないか・追加料金の有無など、相談の段階で必ず確認するようにしましょう。

マーシャルアーツからしつこい迷惑電話がかかってきた場合の対処法

悪い口コミの中に「心当たりがないのにしつこく電話がくる」という声も多くありました。

ここでは、そういった迷惑電話から自分の身を守る対処法を３つご紹介します。

一般的な迷惑電話にも応用できるためぜひ参考にしてみてください。

要件を確認する

滞納している支払いがある人を除いて、本当に心当たりのないケースでは、マーシャルアーツが番号を間違えている可能性が高いでしょう。

この場合は、誰宛でどのような要件なのかを聞いたうえで、連絡相手・連絡先を間違えている可能性があることを伝えるようにしましょう。

ただし、マーシャルアーツはdocomoなどの携帯会社やZOZOTOWN、GMOなど幅広い企業の債権回収代行業務を行なっているため、もしかしたら自分が把握していない滞納があるかもしれないことを確認して対応するようにしましょう。

断るフレーズ集を使う

マーシャルアーツでは、債権回収代行業務の他に債務整理の業務も行なっているため、一度相談したことのある人へのセールスの電話がかかってくることもあります。

マーシャルアーツで債務整理をするつもりがない場合は、一度電話に出てはっきりと断るようにしましょう。

断る際のフレーズ

・私には必要ないので、営業リストから削除してください。

・今のところ債務整理は考えていないので案内は不要です。

・連絡する相手をお間違いじゃないですか？今後私には連絡してこないでください。

着信を無視しても、何度も着信が来たり違う番号から連絡がくることもあります。

無視するのではなく、一度電話に出てはっきりと断ることが重要です。

ホットラインを活用する

全く関係ないのに債権回収の督促連絡がきたり、断ったにもかかわらず債務整理のセールスが続くようであれば、消費者ホットラインに相談するのも良いでしょう。

地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口員がさまざまな対処法を提供してくれます。

また、特定商取引法（特商法）を活用することで、法的な根拠を持って迷惑電話を断ることができます。

特商法では、消費者が勧誘を断っているにもかかわらず、業者が引き続き勧誘したり再度勧誘することを禁じている法律です。

この法的根拠をもとに、「特商法に基づき、勧誘をお断りします」と伝えることで、多くの業者は引き下がることが多いでしょう。

まとめ

今回は、マーシャルアーツの概要をはじめ、督促を放置したらどうなるのか、督促を受けた経験者の口コミ、さらには具体的な費用や迷惑電話の対処法について解説しました。

マーシャルアーツの督促を無視することで、最終的には財産の差し押さえにまで発展してしまいます。

このような最悪の状況に陥らないためにも、マーシャルアーツから督促状が届いた時点で、速やかに記載されている電話番号に連絡するようにしましょう。

もし、返済する目処が立たない・他にも借金がある場合は、債務整理を検討してみることをおすすめします。

まずは、弁護士や司法書士なのどの専門家に相談してみましょう。