こんにちは、ミライです。
今日のテーマは、「2024年最新版 今・債務整理すべき消費者金融」です。
みなさん、「債務整理なんていつしても結果は同じ」と思っていませんか?
実は、違うんです。
債務整理の中でも特に任意整理においては、債権者、つまり消費者金融や銀行さんとの直接交渉で減額を認めてもらうものなのでトレンドがあるんですね。
前までは条件が優しかったのに、最近厳しくなってきた…ということが多々あるのです。
なので今回は、2024年最新版と題して各社の交渉条件についてご紹介していきます。
また、最後に番外編として「今滞納すると一番ヤバい消費者金融」も紹介していますので
見逃さないでくださいね。
それではいきましょう!
債務整理とは

まずは債務整理とはなんなのか、簡単におさらいしましょう。
債務整理とは、借金にお困りの方のための法的な制度のことです。
「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があり、それぞれ減額できる範囲が違うんです。
簡単に言うと、任意整理は、利息のみカット。
個人再生は、元金の一部を減額し、自己破産では、借金を全額免除することができます。
中でも、最も手続きが簡単でデメリットも小さい「任意整理」が多く利用されています。
任意整理は年間200万人以上の方がされています。
この任意整理では、債権者、つまりアコムさんなどの消費者金融や銀行さんと直接交渉することで利息をカットし、長期の分割払いにしてもらうことで、
毎月の返済金額を減らし、ゆとりのある返済計画で完済を目指すものです。
また、家族や会社にばれにくく、家や車などの財産を没収されることもありません。
一方で、ブラックリストに登録されてしまうというデメリットもあるので、その点は注意が必要です。
債務整理の具体的なメリットデメリットについては、過去記事でも解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
それではお待たせしました!
ここからは、最もメジャーな債務整理である「任意整理」に絞って、「今」検討を始めるべき消費者金融を会社別に紹介していきます。
今債務整理すべき消費者金融

プロミス
1社目はこちらの会社、「プロミス」です。
知名度も高く人気のある消費者金融ですから、利用している方も多いのではないでしょうか?
任意整理を検討したことがある方もいるかもしれませんね。
中には、検討はしたけど今じゃなくてもいいかと思いとどまった方もいるでしょう。
しかし、プロミスの任意整理は、時間がたてばたつほど損をすることになります!
まず、プロミスを任意整理したときの一般的な和解条件について解説しておきましょう。
そもそも、プロミスは任意整理にとても協力的です。
なぜなら、三井住友フィナンシャルグループという銀行系のグループに所属しており、その経営基盤は安定しているからです。
だからと言って、任意整理は交渉によって「利息をカット」する手続きです。
利息は会社の利益になる部分ですので、わざわざ利益を下げるような真似はしないのでは?
そう感じた方もいるかもしれません。しかし、安心してください!
仮に任意整理に応じないと債務者が自己破産などに陥り、元金すらも回収できなくなる可能性があるので、
任意整理による利息のカットや、長期の分割払いの交渉にはこころよく応じてくれるのです。
現在プロミスで任意整理を行うと、原則48回~60回の分割払いにすることが可能です。
しかし、例えば取引期間が短いと24回~36回の分割払いになってしまったり、逆にこれまでの返済履歴で誠実さが認められると60回より長くしてくれることもあるようです。
また、プロミスの任意整理では、経過利息や遅延損害金はカットされない一方で、交渉によっては、将来利息の全額カットが可能です。
この利息の種類ですが、経過利息というのは、任意整理手続き中に発生する利息のことで、将来利息とは、手続き後に発生する利息のことをいいます。
また、遅延損害金とは、返済を1日でも滞納すると発生する新たな利息のことです。
つまり、プロミスからの借金を任意整理すると、滞納した際に発生した利息と、手続き以前に発生した利息はカットすることができないのですが、手続き後に発生する将来的な利息はカットできるのです。
ここまでの解説を聞いて、「任意整理に協力的なら、いつやっても減額はできるんでしょ?まだ自分は大丈夫」
と思った方はいませんか?
実はその考え方は大変危険です!
もし、少しでも返済ができなくなりそうだ、と思ったら「早めに」任意整理を検討しましょう。
なぜだかわかりますでしょうか?
先ほど「プロミスの任意整理では、経過利息と遅延損害金のカットはできないが、将来利息のカットができる」とご説明しましたよね?
この経過利息と遅延損害金、以前は任意整理での減額が「可能」だったんです。
しかし、現在は将来利息のカット「のみ」となっています。
つまり、任意整理の和解の条件が、年々厳しくなっているんです!
このままだと、さらに条件が今後厳しくなっていくと考えられるでしょう。
実際に、過去に滞納があったなど取引内容が悪いと判断されると、全額カットではなく5~15%の将来利息を請求されたというケースも最近は出てきているようです。
「少しでも多く減額したい」という方は、なるべく早く任意整理の手続きに踏み切るべきでしょう。
10年後に債務整理をしようと思ったら、「将来利息のカットも一部だったし、分割回数も思ったより少なかった」ということになりかねません。
そのため、プロミスから借金をしていて返済が苦しくなっている場合、迅速に専門家に相談をしてみるべきでしょう。
レイク
2社目は「レイク」です。
レイクも、SBI新生グループという銀行グループに所属しているため屋台骨がしっかりしている会社と言えます。
そのため、任意整理にはとても協力的です。
任意整理に協力的なのは、先ほども説明した通り、大手であるがゆえに減額に応じる資金的な余裕があること、
そして、自己破産などにより元金すら回収できないリスクがあることが理由と言えます。
それではまず、現状レイクで任意整理する際の一般的な和解条件について知っておきましょう。
レイクで任意整理をすると、原則60回までの長期の分割払いにすることが可能です。
また、安定した収入が見込め、延滞の履歴がない場合は、60回以上の分割にできることもあるそうです。
レイクはこれまで、74回つまり約6年の分割払いにも対応したことがあります。
そして、レイクの任意整理では、将来利息を全額カットできる可能性があります。
これまで利息ばかり返しているだけで、元金がなかなか減らなかった、という方にとって、
毎月の返済がかなり楽になることがお分かりいただけるでしょう。
それでは、なぜ今任意整理を行うべきなのでしょうか?
実は、レイクの任意整理の和解条件も、少しずつ厳しくなっているんです!
先ほど、レイクでは将来利息のカットが可能とご説明しましたよね?
しかし、以前は、プロミス同様、遅延損害金や経過利息もカットすることができたんです。
また、分割回数についても、時間がたてばたつほど、その条件は厳しくなっていくでしょう。
レイクからの借金で苦しんでいる方の中で、任意整理を検討中の場合は今後の和解条件の傾向に気を付けてください。
ちなみに、レイクで任意整理を行うと、早期の和解成立を求められることがあるようです。
もし依頼した司法書士や弁護士の手続きスピードが遅いと、それも交渉に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
まあ、早期といっても3か月程度なので、任意整理に協力的なレイクであれば、3か月以内に和解成立に至ることがほとんどです。
加えて、和解成立後の返済開始の時期について、ゆとりをもって対応してくれる傾向があり、
返済開始まで1~3か月程度の猶予をもらえるようです。
このように、レイクは任意整理にかなり柔軟に対応してくれるので、和解条件が厳しくなる前に専門家に相談してみてください。
アコム
3社目は、「アコム」です。
アコムは消費者金融最大手として、利用者がとても多いので、「今まさに借り入れがある」という方も多いのではないでしょうか。
実際、アコムの任意整理に関する相談はとても多いですね。
中には「大手だからこそ、一個人の申請なんて対応してくれないんじゃ…」
と不安に感じている相談者の方もいるのですが、それは大きな勘違いと言えます。
アコムは大手だからこそ、任意整理も見込んでサービスを展開しており、その対応はかなり協力的です。
そして、アコムを任意整理するメリットは、実はプロミスやレイクよりも大きいんです!
アコムを今任意整理するべき理由をお話しするまえに、アコムで任意整理をするとできることを解説しましょう。
一つ目は、将来利息と遅延損害金のカットです。
先ほど紹介したプロミスとレイクは、将来利息、つまり和解成立後に発生する利息については原則カットすることができました。
アコムの場合はそれに加えて、プロミスとレイクではできなかった遅延損害金のカットもしてくれる可能性があります。
これはアコムだけの大きなメリットといえるでしょう。
しかも、この遅延損害金は、滞納のペナルティとして通常の利息よりも高く設定されています。
利率にして、大体年20%となっていることが多く、人によっては通常の利息よりも遅延損害金をカットしてほしいという場合もあるでしょう。
将来利息と合わせて、遅延損害金をカットできるのは、かなり大きいですね。
また、交渉中に発生する利息である、経過利息についても交渉次第ではカットしてくれることもあるそうです。
ここから、アコムが消費者金融の中でも特に、任意整理に対して協力的であるということがよくわかりますね。
アコムを任意整理するとできることの二つ目は、返済期間の延長です。
返済の分割回数については、プロミスやレイクと変わらず、60回までの分割払いに対応してくれるそうです。
「もっと分割できないの?」
と期待した方もいるかもしれませんが、これまでの事例を見ると最長でも60回の分割払いになるようです。
アコムを任意整理するとできることの三つ目は、過払い金の返還請求です。
アコムは2007年の6月までは、利息制限法の法定金利を上回る、約27%で貸し付けをしていました。
しかし、現在この金利は違法となっていますので、2007年6月以前に借り入れをしている方は、過払い金としてアコムに返還請求をすることができます。
もちろん、過払い金の返還請求自体は、アコム以外でも可能なのですが、
アコムは昔から知名度がありますので、実は過払金が発生する、という方が他の会社よりも多い印象です。
任意整理をすることで、過払い金の存在が発覚したというケースも珍しくありません。
ここまでで、アコムを任意整理するメリットの大きさは、伝わりましたよね?
それでは、なぜ今アコムを任意整理すべきなのでしょうか?
皆さん薄々気づかれていると思いますが、残念ながら、アコムの和解条件も最近厳しくなっているんです。
先ほど紹介した通り、将来利息に加えて遅延損害金のカットも可能なアコムでも、これからは、減額できる利息は少なくなることが予想されます。
債務者の懐具合に大きな影響を与える遅延損害金も、今後カットしてもらえなくなるでしょう。
分割の回数も同様です。長期の分割払いが認められにくくなることが考えられます。
しかも、過払い金にも時効があるので、業者との最後の取引日から10年が経過していると、返還請求はできなくなってしまいます。
「任意整理は気になっているけど相談するのも面倒だし、まだ返済もできているから
いつかやればいいか」と思っているあなた、あぐらをかいていると、減額できるはずだった金額がぐっと小さくなってしまいます。
そのため、アコムの任意整理は、もし今検討されているのでしたら、すぐにでもおこなった方がいいんです。
これまで、今任意整理すべき消費者金融を紹介してきました。任意整理をする時期の重要性は十分お分かりいただけたでしょう。
では、最後に「滞納するとヤバい消費者金融」を紹介しましょう。
ここからの借り入れを滞納していると本当にまずいことになります!
今滞納すると一番ヤバい消費者金融

この会社は、TVCMも大々的に打っている、超有名な大手消費者金融です。
そのため、利用者も、債務整理に関する相談者の方もとても多いです。
しかし、ここは滞納するとやばいことで有名です。
なぜやばいかというと、この会社は「滞納するとすぐに訴訟をしてくる」んです!
滞納が3か月続いた時点で、訴訟を提起してきて、給料の差し押さえをしてくるという恐ろしいスピード感で動いてきます。
理由はもちろん、法的手続きをすることで差し押さえを実行し、元金だけでなく利息や遅延損害金を確実に回収してしまおうということです。
他社は、裁判に手間がかかることを避けて、任意整理に柔軟に対応してくれるのですが、
「この会社だけは」そうはいかないということに気を付けてください。
この会社がどこなのか。それは、皆さんもよくご存知だと思います、緑のロゴマークの「モビット」です。
想像よりも大手の会社で驚かれた方もいるのではないでしょうか。
そして、「今モビットから借り入れがあるけど、返済が苦しくなりそう」とドキッとした方もいるのではないでしょうか。
そんな場合はどうすればいいのでしょう。モビットは対応が厳しいのですが、任意整理が不可能というわけではありません。
なぜなら、これまでの取引履歴に問題がない場合に限り、任意整理成功の可能性は高いといえるからです。
つまり、今モビットから借り入れがあるというそこのあなた、滞納を絶対にしないように気をつけてください。
返済ができなくなりそう、と思ったら滞納してしまう前に専門家に任意整理を相談しましょうう。
まとめ
今回は「今任意整理すべき消費者金融」について解説しました。
いつやっても結果は同じように見える任意整理が、時間がたてばたつほど和解条件が厳しくなって損をすることになると十分お分かりいただけたかと思います。
業界全体で、和解の条件は厳しくなっていましたね。
私も日々、皆様からのご相談を受けておりますが「もっと早く相談すればよかった」というお声をよく聞きます。
もちろん、むやみやたらに債務整理を進めるつもりはないのですが、
相談するのが面倒くさいから、とか、ギリギリだけどまだ返せるし、「今はいいや」と先延ばししてしまうのは危険です。
消費者金融から借り入れがあり、正直返済が苦しい、でも本当に任意整理すべきかわからない、と少しでも焦りを感じたら
一度専門家の意見を聞いてみることが大切です。
専門家に相談をすれば、消費者金融を任意整理すべきなのか、他の業者を任意整理すべきなのか、もしくは任意整理ではなく、自力返済を頑張る方がお得なのか
あなたにとってなにが一番最適なのか、適切なアドバイスをくれるはずです。
債務整理をする場合でも、具体的な方法の決定には、本日解説してきたように個々の状況によって取るべき方法が変わるので専門家のサポートとアドバイスが不可欠です。
専門家の力を賢く借りることであなたの借金の負担が軽減される可能性が大いにあります。
1人で悩んでいるよりも借金解決のプロに相談した方が早期解決につながりますし最適な選択ができるはずです。
最近は基本的に相談だけなら無料の事務所が多いですし、こちらでも、公式LINEからお問い合わせいただければ
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