借金を確実に解決する6つのステップ【債務整理】

こんにちは!弁護士の南です!

今回は、「借金返済完全ロードマップ」ということで、「借金を確実に完済する6つのステップ」を紹介したいと思います!

今回の記事はすごいです。この記事を読めば、いまの借金を、確実に完済することができます。

早速ですが皆さんに質問です。借金問題を確実に解決するのに最も大事なことはなんだと思いますか?

すぐに専門家に相談すること?返済計画を立てること?

こんな風に思われるかもしれません。

また、この記事を見ている方の中には、とにかく手っ取り早く借金を減らす方法を知りたいという人もいると思います。

これからお話する借金問題解決の真実を一つでも知らなかったら、この先借金を一生完済できず、確実に損することになります。

・借金問題を完全に解決するには、専門家に相談して任せるだけでは不十分

・借金は借り入れやクレカの支払い以外にも存在する

・債務整理をすればすぐに借金を解決できるわけではない

今のを一つでも知らなかったという方は、この記事を見る価値があります。

私はこれまで現役弁護士として、借金に困っている方々の相談をたくさん受けてきました。

そして、そのほとんどの方の借金問題を解決してきたのですが、それらの経験からこの6つのステップを踏めば確実に借金を減らす、そして借金問題を解決することができる、というある秘訣を見つけました。

・今まさに借金の返済に悩んでいるのなんとかしたい

・借金のことが頭から離れず、生活が辛いのでできるだけ早く解決したい

そう思われている方にとってこの記事は一番貴重な記事になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

YouTubeでこの記事の内容を見たい方はこちら!

借金解決で最も大事なこと

というわけでまずはじめに、借金問題を解決する上で最も大事なことを先にお伝えします。

結論からお話すると、それは、借金問題を絶対に他人任せにしないことです。

他人任せにしないというのは、つまり、借金を絶対に解決するんだ!と自分自身の腹を決めるということですね。

「いきなり重い話だな」なんて思われるかもしれません。

ですが、借金問題を解決する上で実はこれが最も大事なことなんです。

確かに、今後借金問題の解決を進めていく上で、ある程度手続きなどを弁護士や司法書士などの専門家任せにしていいところはあります。

彼らは借金解決のプロですので頼れるところは存分に頼りましょう。

しかし、一方で、そもそも借金に頼らない生活ができるように自分自身の行動を改善できていなかったり、

自立ができていなかったりしたら、仮に目の前の借金問題が解決されたとしても、根本的な解決にはならず、いずれまた同じ過ちを犯して借金地獄に転落することになります。

耳の痛い話かもしれませんが、借金を解決した後に、ついつい借金に手を伸ばしてしまって同じ失敗を繰り返している人は非常に多いんです。

借金生活の苦しさはよく理解されていると思いますので、もう二度と同じことを繰り返さないためにも今一度、借金問題を自分事と捉えて、絶対に他人任せにせずに問題に立ち向かうことこれをまずは肝に銘じてください。

これが最も大変なことかもしれませんが、逆にいうとこの問題に立ち向かうと腹を決めることができれば借金問題の解決はもう半分以上終わっています。

他人任せにしない、腹を決めるというのは、借金解決においてそれだけ大事なことですので、ぜひ覚えておいてください。

借金完済するための6STEP

次に、具体的に借金を確実に完済するための6つのステップをご紹介します。

6つもあるのか。。と思ったかもしれませんが、一つ一つ丁寧に説明しますので、ぜひ最後までご覧ください!

現在の借金額を知る

まず「借金を確実に完済するための6つのステップ」1つめのステップは、現在の借金額を知ることです。

借金を完済したいと思っている方が最初にすべきことは、ご自身の借金総額を正確に把握すること。

なぜこんなことを申し上げたかというと、借金でお悩みの方の中には、ご自身の借金額を把握できていない方が意外と多くいらっしゃるからですね。

いくつもの借入先から借金をしている“多重債務者”と呼ばれる方は、特にその傾向が強いようです。

借金地獄から抜け出すためのファーストステップとして、皆さんにはぜひともご自身の借金額を、1円単位で細かく把握していただきたい。

そこで、まず「借金」の定義付けをしっかりとしておきましょう。

借金というと「銀行や貸金業者といった金融機関からの借入」のことをイメージしがちですが、それに加えて住宅ローンやクレジットカードの支払いも借金にカウントしてください。

なぜなら、今挙げた2つは、現在一括で支払えないものを一旦立て替えてもらっているものだから。

それを月々返済しているわけで、実態として借金と変わらないんです。

さらに、もしもあなたに未納の税金があれば、それも借金にカウントしてください。

なぜなら、未納の税金は国への借金だからです。税金はどんな債務整理を行っても決して免除してもらえません。

絶対に支払わなければならないものなのです。ですから、未納の税金は最初の段階で借金として認識しておきましょう。

まとめると、この記事における「借金」には、金融機関からの借入・住宅ローン・クレジットカードの支払い・未納の税金の4つが含まれるわけですね。

これを踏まえて、紙やスマホのメモ機能などに全ての借金を書き出してみてください。

借入先によって借金に科せられる金利は異なるでしょうから、借入先ごとに「金利は何%なのか」「月々いくらの利息が発生しているのか」も一緒に記録しましょう。

するとこのような感じの表ができあがるはずです。

この表ができたことで、

・毎月いくらの借金を返済しないといけないのか

・利息にいくら支払っているのか

・どの借金を優先的に返済していくべきなのか

が見えてきます。これができれば1つめのステップ・クリアです。

自分の収支を知る

「借金を確実に完済するための6つのステップ」2つめのステップは、自分の収支を知ることです

ここで皆さんに把握していただきたいのが、借金以外の支払いに毎月いくらぐらいを費やしているのか。

そのためにも、皆さんにはぜひとも家計簿をつけていただきたいと思います。

借金の把握も面倒くさければ、家計簿をつけるのも面倒くさいですよね。

その気持ちはわかります。ですが、借金返済にはこれが一番“効く”んです。

最近は無料で使える家計簿アプリがありますから、そちらをうまく活用しましょう。

家賃・携帯代・ネット代に、今だとサブスク代などの固定費がいくらか。

そして、食費・光熱費・水道代・遊興費・雑費などの変動費がいくら発生しているのか。

これらを細かく記録することは、次のステップ3に生きてきます。

ポイントとして、月々の税金も記録しておいてください。

会社員の方なら、給与明細を見ると給料総額から税金が引かれて、手取り額になっていると思います。

ですので、家計簿をつけるときには手取り額を収入として記録してしまいがちですが、収入はあくまでも給料総額にしたうえで、税金を出費にカウントしてください。

これをすることによって、毎月税金にいくらかかっているかを正確に認識できるようになります。

結果、転職時などに税金を滞納するリスクを減らすことができるんですね。

先ほども申し上げたように、未納の税金は借金にカウントされますから、日ごろから税金を家計簿に記録しておくだけで

借金が増えるリスクをなくせるというわけです。

実際、転職された方は税金を滞納するケースが多いので、気を付けてください。

そして、収支が分かったら次の計算をしてみましょう。

毎月の収入ー(毎月の借金の支払い+それ以外の支払い)

この計算の結果、借金をされている方の多くが「収入<支出」になると思います。

これを「収入>支出」の状態にすることが、あなたのお仕事です。

さて、家計簿をつける習慣がついたら2つめのステップ・クリアです。

返済計画を立てる

「借金を確実に完済するための6つのステップ」3つめのステップは、3〜5年での返済計画を立てることです。

一刻も早く借金を完済したい気持ちはわかりますが、1、2年といった短期間での完済を目指すと返済額が高額になりすぎて生活が破綻する恐れがあります。それだと本末転倒ですよね。

借金を無理なく返済できて、なおかつ早めにということを考えると、3〜5年という比較的長期間での返済計画が現実的ではないでしょうか。

では、3~5年でどうやって借金を完済に持っていくのか?

そのためには、月々の返済に余分に返済していく必要があります。いわゆる“繰り上げ返済”というやつですね。

といっても、いくら繰り上げ返済をしていけば借金を完済できるのか、計算するのは結構大変です。

そこで、オンラインの借金返済シミュレーションを活用しましょう。

借金総額・金利・返済期間を入力すると、期間内に完済するために毎月いくら返済をしなければいけないかがわかります。

3~5年という長期間であっても、今までの返済額に比べると、より多くのお金を返済に回さなければいけないことがハッキリとわかるでしょう。

では、そのお金をどうやって捻出すればいいのか?この問題を解決するためにステップ4に進んでください。

出費の無駄を省く

「借金を確実に完済するための6つのステップ」4つめのステップは、出費の無駄を省くことです。

ステップ2でつけ始めた家計簿を生かす時がやってきました。

ステップ3を経て、3~5年で借金を完済するために毎月いくらのお金を捻出すべきかはわかっているはず。

なので、家計簿を眺めて、返済に回せそうな出費を見つけ出しましょう。

どんな方にでも削れる出費が存在するはずです。例えば、食費に毎月4万円ぐらいを使っていたとします。

ザックリと計算して、1日あたり1300円ぐらい食費に使っているわけですね。

無借金生活をしているならそれでもいいかもしれませんが、借金を少しでも早く返済したいのなら、ここは改善の余地があります。

外食続きの生活を見直して、自炊をするようにするだけで、2万円近くのお金を浮かせられるはずです。

「収入>支出」の状況を作り出し、3~5年で借金を完済するためにも、いらない出費はどんどん削っていきましょう。

それができれば4つめのステップ・クリアです。

このステップを達成できれば、あとは計画に沿って粛々と返済を実行するだけで、独力で借金を完済することができます。がんばってください!

なお、収入に比べて(毎月の借金の支払い+それ以外の支払い)が大きすぎて、毎月の出費をどれだけ削っても「収入>支出」の状態に持っていけない!

3~5年の返済計画が現実味を帯びていない!という方は、ステップ5に飛んでください。

返済が難しい場合は債務整理を考える

「借金を確実に完済するための6つのステップ」5つめのステップは返済が難しい場合は債務整理を考えることです。

収入に比べて(毎月の借金の支払い+それ以外の支払い)が大きすぎて、もう借金を返済できそうにないという方は、法律の助けを借りて債務整理を行う必要が出てきます。

そもそも債務整理には大きく分けて任意整理・個人再生・自己破産の3つがあります。

それぞれ簡単に説明すると、任意整理とは、弁護士が債権者と交渉して将来利息や遅延損害金をカットしてもらい、3~5年での完済を目指すという、最もオーソドックスな債務整理の手法です。

個人再生とは、裁判所を介して借金額を減らしていくというものです。

借金の元本を減額できるので、任意整理よりも借金額を減らすことができます。ただし、その分、裁判所に借金返済計画を提出するなど手間と費用がかかります。

自己破産とは、所有する財産を手放す代わりに全ての借金の返済義務をチャラにしてもらう法的手段です。ただし税金は免除対象にはなりません。

どう計算しても返済期間に5年以上の歳月がかかりそうなときや、現在収入がなくて返済の目途が立たないときは自己破産を考えるといいでしょう。

専門家に相談する

「借金を確実に完済するための6つのステップ」最後のステップは専門家に相談することす

ご自身の中でご希望の債務整理が見つかったら、いよいよ債務整理を得意とする弁護士・司法書士といった専門家に相談しましょう。

現在では相談だけなら無料で応じてくれる事務所も沢山ありますのでまずは話を聞いてみて、そのうえで、信頼できそうな事務所に債務整理を依頼しましょう。

もしも周りにそういう知り合いがいないのならば、こちらの公式LINEからお問い合わせいただければ、債務整理の無料相談を受け付けています。

実際に何人もの方がこのLINEを通じて借金問題を解決しているので、ぜひお気軽にLINE登録してみてください。LINE登録は10秒で終わります。

まとめ

というわけで、以上、「借金を確実に完済するための6つのステップ」について解説しました。

今回ご紹介したステップを自分一人で踏める方なら、どなたでも自分の力で借金完済の道を拓くことができるはずです。

ただ、なかには借金が膨大すぎて、どうしても収入を大幅に上回ってしまう、という方もいらっしゃることでしょう。

そんな方は迷わずに債務整理で法的に借金負担を軽くすることを検討してみてください。

というわけでここまで見ていただきありがとうございました!